リンクインバイオツール比較2026:5サービスを同じ基準で正直にチェック

白い背景に4台のスマートフォンを横に並べ、Linktree、Kasbu、Taplink、Carrdのトップページを実際のモバイル画面のスクリーンショットで表示

Kasbu、Linktree、Beacons、Taplink、Carrdを同じ基準で比較。形式、無料プランの内容、最初の有料プランの価格、独自ドメインの有無。価格は2026年10月に確認済み。Bento.meのその後も解説します。

公開日 · 9分で読めます · 著者:Kasbu Team

タグ: リンクインバイオ, 比較, Linktree

リンクインバイオの比較記事は、ほとんどが比較対象のツール自身によって書かれています。この記事もそうで、発信元はKasbuです。だからこそ、ここではすべてのツールに同じ基準を当てはめ(自社も含めて)、価格ごとに出典を示し、Kasbuがベストではない場面もはっきり書くことにしました。

以下の価格はすべて2026年10月14日に公式サイトで確認したものです。例外はひとつだけで、その旨を明記しています(Linktree)。

ひと目でわかる比較表

プラットフォーム形式無料プラン最初の有料プラン独自ドメイン
Kasbuカードのグリッドプロフィールごとに25枚のカードと3ページ月4.99ドルまたは年54.99ドルProで対応
Linktreeリンクのリストリンク無制限(ロゴ表示あり)Starter:月8ドル(米国)非対応
Beaconsショップとメール付きのページ手数料9%のショップ、メール月50通Creator:月10ドルまたは年100ドルCreatorで対応
Taplink既成ブロック、テンプレート300種Basic(期限なし)PRO(価格表示なし)未確認
Carrd1ページのWebサイト最大3サイト(ロゴ表示あり)Pro Lite:年9ドルPro Standard:年19ドル

Kasbu

ページはカードのグリッドです。大きさの違うブロックをドラッグして並べ、サイズを変えられます。Bento.meが広めたスタイルです。パソコンでは8列、スマホでは4列で、それぞれのレイアウトを別々に整えられます。

強み。 写真、動画、音楽、予約がページ上にそのまま表示されます。SpotifyやYouTubeのカードはその場で再生でき、Calendlyのカードはページを離れずに予約画面を開きます。カードは36種類で、すべて無料プランで使えます。デザインも全部無料です(カラー、背景、パターン、14種類のフォント)。どのページにも無料でQRコードとApple Wallet・Google Wallet用のパスが付くので、同じページをデジタル名刺としても使えます。WhatsApp、Google Forms、Typeform、Calendlyのカードを置けば、訪問をそのまま問い合わせや予約につなげられます。

弱み。 ショップ機能やメールマーケティングは内蔵していません。商品カードはあなたのショップへリンクするだけで、ページ上で決済はできません。無料プランはプロフィールごとに25枚までなので、シンプルなリンクを50本無料で載せたいならLinktreeのほうが向いています。ロゴ入りの小さな「Kasbuでフォロー」ボタンが表示され、Proで消えます。知名度はLinktreeより低めです。そしてグリッドは自由度が高いぶん、ボタンを縦に並べるより作るのに時間がかかります。

こんな人に: デザイン、写真、音楽、タトゥー、建築などビジュアルが勝負の仕事をしている人。最初の画面で作品を見せて問い合わせを受けたい人。

スマホ表示:架空の京都の喫茶店「喫茶はなれ」のKasbuページ。写真、Instagram、地図、Spotifyを並べたグリッド
Kasbuで作ったデモページ(喫茶はなれは架空の喫茶店です)。2026年10月15日にキャプチャ。

Linktree

誰もが知っている名前で、それ自体に価値があります。プロフィールにLinktreeのリンクがあっても、誰も違和感を持ちません。

強み。 公式の料金ページによると、無料プランでもリンク数に制限がなく、基本的なアナリティクスも付いています。リンクはコレクションにまとめられ、縦並び、グリッド、カルーセル、強調表示で見せられます。

弱み。 基本はあくまでボタンの縦リストで、無料プランにはLinktreeのロゴが入ります。独自ドメインはどのプランにもありません。ヘルプセンターによると、linktr.eeのアドレスを自分のドメインに置き換える機能は提供していないとのことです。価格は国によって異なり、現地通貨で表示されます。米国ではu2l.ai(2026年10月13日)によると、Starterが月8ドル、Proが月15ドルです。経緯も知っておく価値があります。Linktreeは2023年6月にBentoの買収を発表し、2026年2月13日にサービスを終了させました。2023年12月にはKojiを買収し、Kojiは2024年1月31日に終了しています。

こんな人に: ページが本当にリンクの一覧で十分で、定番のツールを使いたい人。

スマホで見たLinktreeの公式プロフィール。ロゴ、SNSアイコン、LinksとShopのタブ、縦に並んだリンク
https://linktr.ee/linktr.ee のスクリーンショット、2026年10月14日。

Beacons

フォロワーから収益を得るクリエイター向けに作られたツールで、まさにそこが強みです。

強み。 無料プランから、デジタル商品のショップ、メール配信(月50通)、企業案件の獲得に使える自動更新のメディアキットが付いています。講座やプリセット、電子書籍を売るなら、ショップとメールリストが1か所にまとまっているぶん、ほかのサブスクを減らせます。

弱み。 無料プランでは売上ごとに9%をBeaconsが受け取ります。独自ドメインはCreatorプラン(月10ドル、年100ドル)から。Creator Plusは月30ドルです。リンクを並べたページがほしいだけなら、機能が多すぎます。

こんな人に: ページでほかへ誘導するだけでなく、物を売りたい人。

Taplink

メッセージアプリで接客し、カタログで販売するお店向けのツールです。

強み。 300種類のテンプレートがあり、ワンタップでメッセージアプリの会話を開くリンクを作れます。Basicプランは無料で期限もありません。PROでは料金表、BUSINESSではフォーム、決済、デジタル商品が使えます。有料プランは半年払いで30%、年払いで50%の割引があります。

弱み。 仕上がりはポートフォリオというよりフォームに近く、ビジュアルで勝負する仕事を見せるのには向きません。強みであるフォームと決済は最上位プランにしかありません。また、確認時には料金ページに金額が表示されなかったので、決める前に自分のアカウントで価格を確かめてください。

こんな人に: 見た目のインパクトより、メッセージや注文を受けることが大事な地域のお店。

スマホで見たTaplinkの公式プロフィール。「What can Taplink do?」という見出しのリスト形式のブロック、機能一覧、ページ作成ボタン
https://taplink.cc/taplink.at のスクリーンショット、2026年10月14日。

Carrd

Carrdは1ページのWebサイトを作るツールで、それをリンクインバイオとして使う人がたくさんいます。

強み。 レイアウトの自由度が高く、価格はこのリストで最安です。Pro Liteは年9ドル、独自ドメインが使えるPro Standardは年19ドル。無料プランでは最大3サイトまで作れます。デザインのセンスがあれば、ほかのツールでは届かない仕上がりにできます。

弱み。 すべてゼロから、セクションごとに組み立てます。フォーム、ウィジェット、埋め込みはPro Standardから。無料プランではフッターに「Made with Carrd」が表示され、独自ドメインも使えません。10分で公開したい人には手間がかかりすぎます。

こんな人に: デザインに時間をかけられて、安く完全にコントロールしたい人。

Carrdの有料プラン。Pro Liteは年9ドルで3サイト、Pro Standardは年19ドルで独自ドメイン対応、Pro Plusは年49ドル
https://carrd.com/pro のスクリーンショット、2026年10月14日。

年間でいくらかかるか

最初の有料プランを1年分払った場合:Carrd Pro Lite 9ドル、Carrd Pro Standard 19ドル、Kasbu Pro 54.99ドル、Linktree Starter 約77ドル、Beacons Creator 100ドル

Kasbuが最安ではありません。自分でサイトを組み立てるなら、Carrdのほうが安く済みます。リンクインバイオ専用のツールのなかでは、Kasbu Pro(年54.99ドル)はLinktreeのStarter(米国で年約77ドル)やBeaconsのCreator(100ドル)より安くなります。Kasbu ProとBeacons Creatorには独自ドメインが含まれます。Linktreeでは、どのプランでも独自ドメインは使えません。

Kasbuの請求は米ドル建てで、支払い画面に換算額が表示されます。Proを試したことがなければ、14日間の無料トライアルがあります。

Bento.meはどうなった?

Bentoを探してここにたどり着いた方へ。Bentoは2026年2月13日に終了しました。Linktreeが2023年6月に買収を発表しており、Bentoの終了告知にはユーザーデータを削除すると書かれていました。2026年10月14日に確認したところ、bento.meのアドレスはすべてLinktreeのトップページにリダイレクトされ、移行したユーザーの新しいプロフィールには飛びません。

Bentoのグリッドが好きだった人には、Kasbu、own.page、Avely、tini.bio、taap.bioが同じ形式を採用しています。詳しくはBento.meに何が起きたかの解説をどうぞ。

失敗しない選び方

たいていは3つの質問で決まります。

判断フロー:訪問者に買ってほしいならBeacons、メッセージを送ってほしいならTaplinkかKasbu、作品を見てほしいならKasbuかCarrd、リンクをクリックしてもらうだけならLinktree

1. 訪問者にページで何をしてほしいか? 購入ならBeacons。メッセージや注文ならTaplinkかKasbu。作品を見てもらうならKasbuかCarrd。リンクをクリックしてもらうだけならLinktreeで十分です。

2. あなたの仕事はビジュアルが大事か? そうなら、ボタンの一覧では一番の強みが埋もれます。最初の画面に大きな写真を3枚置いたフォトグラファーは、「ポートフォリオ」「撮影プラン」「料金」と書かれたボタン3つより多くを伝えられます。

3. そのリンクを印刷するか? 名刺や店頭、名札に載せるなら、使うプランでQRコードを作れるか確認しましょう。Kasbuでは、QRコードとスマホのウォレット用パスが無料プランに含まれています。手順はInstagramのQRコードガイドにまとめています。

ツール選びより大事なこと

ページの成果を一番左右するのは、中身の並び順です。同じ大きさのリンクが15本並んだページでは、訪問者は何をすればいいかわかりません。

メインのアクションをひとつ決めて、いちばん上に置きましょう。「撮影を予約する」「WhatsAppで見積もりを依頼する」「新曲を聴く」など。残りはその下に小さく置きます。Kasbuならこれを文字どおり実現でき、メインのカードをグリッドの横幅いっぱいに広げられます。

そして公開する前にスマホで確認してください。リンクインバイオのアクセスは、ほぼすべてスマホから来ます。

出典

2026年10月14日に確認。


グリッド形式が合いそうなら、無料でページを作成するか、先にほかの人が作ったページの例を見てみてください。5分で製品を理解したいなら、Kasbuとはをどうぞ。

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